北海道南西部から九州にかけての海岸で、低潮線付近から下に生育する。根状の部分で岩などに固着し、葉状部を水中に伸ばし、長さは2mにも達する。葉状部の中心には主軸があって、それを中心に左右に広く伸び、大きく羽状に裂ける。広がった葉の基部には、とても厚くなった葉状部がちじまり、折れ重なったような部分がある。これをメカブ(和布蕪)と呼び、生殖細胞が集まっている部分である。
なお、ワカメは世代交代を行なう。一般に知られているワカメは胞子体(複相世代)であり、メカブで作られた遊走子から発芽した配偶体は、ごく小さなものである。 現在、日本からの商船に乗せてあるバラストに付着したワカメの一部がニュージーランドで増えており、問題となっている(ワカメなど海藻の食習慣が無い国が多く、そうした地域の海岸では増殖した海藻がそのまま打ち捨てられている状況)。
タクシー運転手の間では隠語として「回送」の意で使用される。

